落ち穂拾いブログ

記事よりもコメント欄にコンフィデンシャル情報満載!の中国ネタブログ。

おまえがいうな!温○政府!

2009/11/11 Wed [Edit]

おひさしゅーございます〜〜。今日は一つ気になるネタをみっけたので、
「乱暴-怒りの咆吼-」としてお送りいたします。あーもうやだこの国。

以前こんな記事をかきました。
政府が率先して著作権大大大違反ですかこれ?日本漫画ダダ漏れ
政府による日本漫画ダダ漏らし?!−誰がやってるの追求編−
政府による日本漫画だだ漏らし?−盗人猛々しい編−

中国のパクリは何を今更の感もあり、ただただあきれるしかないのですが、個人や零細企業が裏家業でこっそりやるのではなくて、政府が堂々とやってるところはもはやあごの関節はずれたまま戻りません。実質の主体は政府じゃないかもしれないけれども、少なからず「gov.cn(政府機関)」のアドレス使ってやることじゃないでしょが。

で、これについては日本の某所にやんわりとお知らせしておりまして、「対策します」というお返事を頂戴しておりましたけども、この↑記事を書いて早半年以上、まだしっかりと存在しておりました。

で、あ〜あ〜まだあるな〜〜とやるかたない気持ちで眺めておりましたところ、ポップアップ画面が出現。
koukoku.jpgお。ここのおおもと、ラスボスの温○市からのお知らせだ。
(その他書き込みは特に意味なし。)

キシャーーーッ!!!(←ちょっとキレてみた)


アニメ市場特別取締行動の通告
(2009年10月23日)

近年来我が国は急速なアニメ産業の発展をみているが、目下市場においては不法アニメ製品が大量に存在し、一部企業においては無断で国外アニメ製品を輸入し、アニメ製品のなかには国家の関連法律法にて禁止している内容のものもある。このため、文化部、国家工商行政管理総局は連名にて《アニメ市場特別取締行動展開に関する通知》を公布し、2009年8月より11月10日、全国範囲においてアニメ市場の特別取締行動を実施し、アニメ市場の違法経営行為活動を取り締まり、歩一歩アニメ市場監督管理の長期効果的メカニズムを整えつつある。此度の特別取締行動重点の内容は次の通り。アニメ製品の内容、派生商品、アニメエキスポ活動等、取締区域は全国範囲とし、浙江は全国の重点地区の一つとされている。

具体的措置:
一、アニメ製品経営単位及び活動、アニメ製品を経営するネット文化経営単位に対する検査と日常巡回を強化する。反動的、エッチ、エロ、賭博、暴力といった禁止内容を含むアニメ製品を取り締まる。国外アニメ製品の輸入監督管理を強化し、違法にアニメ製品輸入に従事する個人並びに単位の取り締まりを強化する。

二、アニメ派生商品の違法経営行為、無許可営業を取り締まる。

三、《虹猫青兔》《青猫》《哪吒伝奇》《烏龍院》《知音漫客叢書》《騰詢 QQシリーズ》《喜羊羊と灰太狼》等7アニメ製品の保護を強化し、権利侵害行為を取り締まる。

四、アニメエキスポ交易製品の販売や展示活動におけるエロ暴力、低俗有害等違反内容及び権利侵害のアニメ製品を取り締まる。

アニメ業協会ならびに関連社会組織は積極的に監督管理の役割を発揮し、文化市場綜合執法機構と共同で特別取締行動を推進する。各アニメ製品経営単位、営業性アニメショー単位、アニメネット文化経営単位はよりいっそう知識を高め、宣伝教育を強化し、自らを正すようにし、問題があればすみやかに是正すべし。

温○市文化市場行政執法支隊
二〇〇九年十月十九日


あの〜〜、今回の通達は、「アニメ」に限っちゃってるので、しらんぷりしてるのかもしれませんが、えーこのサイト(ここをみよ!)でやってることって、大半が不法輸入(中国には版権売ってないべ!)で、十分権利侵害してるとおもうんですけども!
あ、販売してないから不法営業行為じゃないですか、はいそうですか。

キシャーーーッ!!!

で、自国開発アニメはしっかりと保護ですか。はあそうですか。

キシャーーーッ!!!


・・・ふう。
おこってばかりではなんなので、少しはよい評価もしようか。
唯一ほめてつかわしたいのはここ↓。

取締区域は全国範囲とし、浙江は全国の重点地区の一つとされている。

自分たちが全国的に目を付けられているってことを十分理解しているところかな。

それにしても、本当にどうにかならないんですかね、このパクリ体質と「おまえが言うな」体質。

【読み飛ばし推奨】テレビを受信端末とするインターネット視聴番組サービス管理強化に関係する問題に関する通知

2009/08/19 Wed [Edit]

まじめに通達ニュース。あまり報道されてないのかな?

以前このブログで「ラジオ映画テレビ総局:2008年度三つ星級以上の外国人向けホテル等単位が受信申請をすることができる国外衛星テレビチャンネルの範囲に関する通知」を紹介いたしまして、中国国内では当局に許可された衛星放送しか受信できませんよということを書きました。(ここ参照)

これと前後して「インターネットテレビ」というのが現地フリーペーパーなどの広告で見られるようになりました。なんといっても売りは「日本の地上波がみられる」という点で、少なくないユーザを獲得している模様。現にわが上司Gは、衛星放送のアンテナだかチューナだか、事情により自分の部屋の外部に設置しなければならず、それがしょっちゅう盗まれることに嫌気がさし、インターネットテレビに乗り換えています。


ところがこの状況に釘を刺す通達どーん。「ネット経由でテレビを端末とするインターネットでの放送」はちゃんと許可証とってやりなはれ〜〜というものです。
少なくとも国内でのテレビ放送や、海外の衛星放送を許可制にしているのですから、ネットだからといって見られるものはなんでもOKという事にはしないはず。そういう意味での今回の「警告」だとおもわれます。

どういう許可証が必要か通達本文に書いてありますのでそちらを見ていただくとして、上海でよく広告で見かける「楽テレビ」というサービスを例にみてみましょうか。


しかしてこの「楽TV」どこの誰がやっているか調べてみたところ、「中国視頻股分有限公司」が運営しているようですが、どうやら中国国内の企業ではないようです。住所は香港。ここから日本語放送のサービスをおこなっているようです。(ここ参照)



くわしく調査をしていないので憶測になってしまいますけれども、中国国内は代理店による受信機材販売程度とし、配信は香港のサーバから行う。よって中国国内はあくまでも「機材販売」だけなので合法てきであり、「放送」に関する部分は外部なので中国の法規には抵触することなくコンテンツを送信する−−−といった、インターネットというボーダレス世界の裏をかいたビジネスモデルなんではないかと思っておるのです。憶測ですけどね。
この想像どおりだとすると、法には触れてないけど、中国的にはグレー。限りなくグレー。「疑わしきは罰しちゃえ!」の考えでいくと、いつ恣意的な法律操作(と中華検閲フィルタ操作)で切断されてもおかしくないのです。


今回の通達によって、こういった「裏をかいた」ビジネスにどれくらい網を掛けられるかは未知数ですが、ちょっと注目しといたほうがよいかなとはおもいます。

ま、私は衛星放送もネットテレビも見られるほどお金持ちじゃないから関係ないけど!



ラジオ映画テレビ総局:テレビを受信端末とするインターネット視聴番組サービス管理強化に関係する問題に関する通知
国家ラジオ映画テレビ総局

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【読み飛ばし推奨】一部国家(地区)の税収居住者証明様式印刷配布に関する通知

2009/08/17 Mon [Edit]

税金とか、ほんとやですね!落ち穂拾いブログです。

こっちに183日以上住んでて収入がある人は、こっちで納税しなくちゃならなくて、さらに5年以上住んでる場合には全世界課税となって、中国とは関係なく発生した収入(日本の家賃収入とか)も中国での課税対象になるんですって(上記内容はかなりはしょっております。詳細伺いたい方は弊社まで)。


今回証明する通達は、世界各国の納税証明の様式を全国各地の税務機関に配布通知するから、もしこれらの国の人がその国での納税通知を提出することがあったら、これに照らし合わせて確認してね!という内容です。

んですが、この通達をみたところ、日本って統一フォーマットの「納税証明」というのがないのですね。

ですでに課税され納税しました。中国でまた課税されちゃたまらん!てことで日本で納税証明を発行してもらってこっちの税務機関に提出することもあるとは思うんですが、どおやら日本の場合は統一フォーマットがないばかりに税務機関との掛け合いから始めなきゃならない場合もありそうです。

ヘタしたら、翻訳のみならず公証とらなきゃならないとか?めんどうくさいですね。


おまけで、一つ引っかかった通達の中の一文:

日本、フィンランド、オーストラリア、スイス、ルクセンブルグ、アイルランドなどまだ統一の税収居住者証明標準雛形がないが、これらの国の居住者の求めがある場合には、その所在国税務主管当局は書簡などの方式にて彼らに提供することができる。
(日本、荷兰、澳大利亚、瑞士、卢森堡和爱尔兰等国尚无统一的税收居民证明标准格式,但如这些国家的居民有需求,则其所在国税务主管当局可以信函等方式为其提供。)


人の国のことなのに、えらそうに指示すんなよとうがった見方をする約40歳。



というわけで、見事上司Gに却下された通達おおくりいたします。どうぞご覧ください。



国家税務総局:一部国家(地区)の税収居住者証明様式印刷配布に関する通知
国税函〔2009〕395号

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中国テレビドラマ検閲はマイルドにこんな感じ。

2009/06/25 Thu [Edit]

中国人民政府ウェブサイトには毎日各部局から公布される通達が掲載されます。そこに「200×年●月全国テレビドラマ撮影制作届け出公示に関する通知」というのが毎月顔をだしまして、いつもは気にしないのですが、今日はこれをちょっと調べてみました。

テレビドラマ撮影制作前には、「テレビドラマ制作」資格を取得し、さらに撮影制作するテレビドラマは国家ラジオテレビ行政部門に届け出を行い、そこから公示されなければなりません。テレビドラマを製作する前の段階で、すでにお上のチェックがはいるという次第ですね。

この公示のおおもとはラジオ映画テレビ総局で、ここのサイトにて当月のはもちろん、過去の公示状況も確認できます。

さて、そこで6月24日にだされた6月分を例に、内容をみてまいりましょう。

どん。

2009年6月、全国テレビドラマ撮影制作届け出申告により公示する番組は計85本、2690回、公示に同意する番組は計68本、2172回である。

題材分では、トレンディー題材42本、1223回で、それぞれ公示総数の61.76%、56.31%を占める。うちトレンディー都市題材は25本682回、トレンディー農村題材は6本215回、トレンディー青少年題材は8本218回、トレンディー事件物題材は1本30回、トレンディーその他題材は2本78回である。

近現代史題材は2本、38回で、それぞれ占公示総数の2.94%、1.75%を占める。うち近現代史農村題材は1本20回、近現代史その他題材は1本18回。

近代史題材は15本、552回で、それぞれ公示総数の22.06%、25.41%を占める。うち近代史都市題材2本155回、近代伝奇題材は4本131回、近代革命題材は6本174回、近代その他題材は3本92回である。

古代題材は9本、359回で、それぞれ公示総数の13.24%、16.53%を占める。うち古代伝記題材は1本35回、古代伝奇題材は5本230回、古代その他題材は3本94回。

当月申告の番組のうち、内容または手続きに不備があり暫定的に公示しないとした番組は計17本、518回であった。

(訳注:中国では、歴史学的にいうと「当代」=1949-今 「現代」=1919-1949 「近代」1840-1919 という分け方なんですが、日本風に併せて「当代」=トレンディー「現代」=近現代史、「近代」=近代史 と言い分けてます)

別にどってことない中身ですね。まあ毎月こんな事が公示されるわけです。

この記事を書く前日、たまたま中国人の家に遊びに行ったとき、ご飯が出来る間ずっと、滅多に見ないテレビをザッピングしていました。ちなみに有線テレビに加入していると中央電視台のほか全国各地の地方局のテレビ番組をみることができます。その数60近く。

一生懸命田舎の町で作ったようなトレンディドラマ、悪い日本人がいっぱい登場する日中戦争もの、定番時代劇などいろいろ放映されておりました。ほんとに日中戦争・革命もの多かったです。

ところで、建国までの艱難辛苦を乗り越えるドラマは多々見れども、その後〜79年までって
すぽーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん

と抜けているのですね。テレビ見てないくせにいうのもなんだけど、ほんと殆ど見てないような。

これもやっぱりこのラジオ映画テレビ総局の「届け出」という名のもとの検閲システムがしっかり働いているからなのではないかなと考えが至った次第です。

中国式新インフルエンザ予防策

2009/05/14 Thu [Edit]

ぼやぼやーっと過ごしているうちに、「豚インフルエンザ」と呼ばれる新型インフルエンザが「A型H1N1インフルエンザ」と名称が変わり、フェーズも今では5。まもなく6に突入かと言われています。

あまりにも無頓着にぼぼぼやーーとしておりましたところ、某訪問者様よりネタのご提供をいただきました。ありがとうございますの御礼を兼ねて記事化。お客様が増えるとネタも自ら探さなくともよいというわけです(違)。

日本のニュースではすでに13日のニュースで報じられておりますが、

中国国家中医(漢方)管理局がこのほど、新型インフルエンザの「予防漢方処方」を発表した。海外感染者の特徴と古今の文献を結びつけ、生活面、飲食面、医薬面の三つの点から漢方の予防法を提示した。
漢方薬が普及している中国では03年に新型肺炎(SARS)が大流行した際にも予防効果が期待され、特定の漢方薬が飛ぶように売れた。今回は、中国での流行前に当局が「予防効果がある」とお墨付きを与えた形だ。(朝日新聞より)

とのことです。

ですがこの日本語の記事内ではその中国的「予防漢方処方」については言及されておりませんでした。そこで早速このソースを探し、国家中医薬管理局のウェブサイト原文をめっけました。

中医・中薬は独特の用語が盛りだくさんで、専門家でなければ正直訳すのがとても難しいのですが、なんとかネット検索の力を借りて訳してみましたので続きを読む>>にてご覧ください。

なお、中国語のここのニュースによりますと、八角茴香豚肉煮込みがA型H1N1インフルエンザ予防に効果があるというあるある大辞典的(もしくは思いっきりみのさん)的にちまたに流布しているそうですが、タミフルの有効成分のシキミ酸は、めんどくさい製造工程を経てシキミ酸になり、煮出したくらいではこれを摂取することはできませんし、食べ過ぎるのも体にとってよくないことだと言っておりますので、慌ててたくさん取らないようにしましょうね。
私は八角嫌いなので八角ばかり食べるなんて事ぜったいしませんけども。

おまけ:勝手にリンクですが、わからない中薬名称は薬膳情報.netさんところで検索すると幸せかも。
でもこれ、日本語に訳したはいいけれど、このとおり材料を入手できて、処方できるヒトはどれくらいいるんでしょう?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・使えなくとも全力で翻訳・発表。それが落ち穂拾いブログです。うぇぇ。





衛生部弁公庁、国家中医薬管理局弁公室:《A型H1N1インフルエンザ中医薬予防プラン(2009版)》印刷配布に関する通知
国中医薬弁発〔2009〕15号


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肩書きは投資指導研究員(うそ)です。
上海在住○年目となりました。会社では調べものしたり、文章を書いたり、翻訳したりしています。
執筆:近代上海人力車行業的構造他。

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