落ち穂拾いブログ

記事よりもコメント欄にコンフィデンシャル情報満載!の中国ネタブログ。

日中&欧米マスコット考(アバウト)とおまけ

2008/11/10 Mon [Edit]

もう過去に何度もご登場いただいた海宝。(こことかここ参照)。

haibao.jpgこいつこいつ。


先日地下鉄駅に設置しているディスプレーでやつの新しい動画が流れていたんですが、ただでもみててどうかなと思うこのマスコット、どうにもこうにも違和感があるのです。

その違和感がわかりましたや。
それはこの「歯」。
ha.jpg

(参考画像。地下鉄駅で流れている新作はまだネットにアップされていないらしく見つからなかったのでこれにてご容赦。キャプチャ画面なのでクリックしても動かないよ)。

別に歯があったっていいじゃないかというご意見も聞こえてきそうですが、でもでもだって、こいつ口開けた静止画では歯がないんだぜーー!!!

haganai.jpgほらほら。


ちなみに公式サイトに画像があります。舌はついてるけどやっぱりどれも歯はないんだぜ。
(まぶたがついてるやつもいるなあ)

公式サイトにあるアニメは計4本で、うち歯がついているのは今のところCGアニメの中のみ。これってたぶん欧米系の製作会社がなにも考えず(いや考えた末に歯を付けた?)作ったんだろうと思われます。

さてここからは検証なしの感覚でのお話しになりますが・・・。

長い割には意味のない駄文になりそうなので、続きを読むにしておきます。
なんの確たる証拠もなしに「欧米系が製作」と言っております。大変申し訳ございません。ここでは感覚と状況証拠のみを提示するってことで。

欧米系キャラの特徴って「歯」を強調するようですね。その最たる例が、2002年ワールドカップのマスコット。これはドイツ人がデザインしたんだそうです。
kimoi.jpgきっしょ〜〜い。

当時このキャラクターをみて、FIFAとそれにおとなしく従う奇形のアジアン2国という意図があるのかとものすごい勘ぐりました私は。

歯並びの良さが美の一つの基準となっているあっち方面の国は、こういうマスコットも歯(というか、歯並び?)を強調するんですかね。

その点日本は、人気のあるキャラクターをみてみると、ピカチュウだって歯がないですし、ハム太郎はハムスターのくせに前歯もなし。キティちゃんに至っては口もありません。こういうのに慣れてる日本人からすると、どうにもこうにも奥歯まで見える見せびらかしスマイル(特に下の歯)って違和感満点です。

例証その2↓は北海道日本ハムファイターズのマスコット、B☆B。やはり初期(上の二つ)はアメリカのデザイン会社のデザインによるものらしく、口、目に特徴があります。
BBnohensen.jpg

そして「整形」が加えられた現在の姿。虹彩は大きく、でも歯は強調しない「日本人好み」に落ち着きました。

たかが歯のあるなしの話ではありますが、そこにアジア(日本)と欧米の大きな隔たりを感じた今日この頃です。


そして、「歯がある」「歯がない」でもひとつ思い出したのは、日本の「ひこにゃん問題」。

wikipediaによりますと

・・・2006年1月に(400年祭実行)委員会が400年祭のキャラクターとして作者が猫をモチーフとして描いた3点のイラストを採用したことに始まる。委員会と作者が所属するデザイン会社はキャラクター著作財産権を買い取りの形で委員会へ帰属させる契約を交わし、この結果委員会は地元企業などに原則使用料無料として商用使用等の許可を出してきたものである(「ひこにゃん」という名前は全国公募)。

しかしその後、著作財産権は委員会ではなく市として登記され、また同件について委員会は「お肉が好物」等の作者が意図しない性格付けをした。また同件の権利者とされている市は、制作した時点のイラストにはない尾やポーズのついたキャラクター商品について企業から使用許可が申請された際にこれを許可したため、結果として「ぬいぐるみ」などで初期の設定にはない商品が販売された(性格づけについては上述のプロフィールを参照、尻尾とポーズについてはイラストは前方からの3ポーズのキャラクターイメージしか存在せず、背面の設定はない)。

そのため作者は、

デザイン会社は作者の代理(表見代理)であり、許可した絵は3枚のイラスト画のみ
使用許可期間は委員会の運営期間である400年祭の開催中のみである
市の行為は作家の作品への愛着と苦労を無視するものである
と主張して著作者人格権(同一性保持権)を根拠に、市に対して400年祭終了以降の使用禁止の民事調停を申し立てた。



著作者の意に反して変更、切除その他の改変を禁止することができる権利のこと「同一性保持権」というという話なんですが、これは勝手に(というか最初に設定がない)しっぽが付けられたり、肉が好きなんてことになるのはこれを作った人の意にそぐわないのでやめちくり、ということでした。ほうほうこんな権利があるのですね。

しかるに、この海宝の著作者は歯を付けられて(歯を抜かれてか?)怒るんじゃないかなとおもいましたが、公式サイトの「誕生に至るまでの流れ」をみると、どうも
 ●募集したデザイン案をもとに
 ●有名デザイナーがメンバーの「修正グループ」とデザイン会社からなる連合チームが、別のデザイン会社が作成したデザインに手を加えて

できたもんらしく、この時点でだれが著作者かよくわからなくなってます。逆にいえばこれら関係者ならキャラをどういじってもよさげな気配。


でも今のうちに各メディア(動画・平面デザイン・立体デザイン)上でのキャラクターの統一性をしっかり詰めておいたほうがいいとおもいます。そうじゃないとせっかく税関でキャラクター保護するよってことになっているのに、なんでもありありになるとどれを保護していいかわからなくなってくるんじゃないかな。

個人的にはドラえもんパクってるんだからドラえもん路線で行けばいいのに・・・と思いますが。


なんだかとりとめもない内容になってしまいましたけども、とりあえず私は

海宝が嫌いだ。



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Comments

いまさら言わんでも

ぞぞやんが海宝キライなのはようわかってますがな。
そんな誰でも知ってることでは落ちになりませんよ。

まあ、仰せの通り海宝ではキャラがダメダメで日本ではウケませんねぇ。
この程度では日本の漫画雑誌には誰かが落とした(原稿が締め切りま出来なくて休載になること)時の穴埋めにも使ってもらえないでしょうなぁ。

多少は好みの問題もあるでしょうが、キャラクターものに関しては現時点では圧倒的に日本が国際競争力あるのに欧米系の事務所に頼むとは、選定した人に何か大きな役得が入ったのでしょうか?


欧米感覚と日本人感覚がまったく合わないいい例として、また一つネタになるものを見つけました。ただいまはりうっどで進んでいる実写ドラゴンボールです。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1190464.html

まだ韓国製作@無許可 のほうがましですわこりゃ。

はやいところ日本の「kawaii」が世界的スタンダードになってくれることを切に切に希望します・・・。

Kawaiiといえば

日本放送協会の水曜深夜(日付的には木曜)の
東京カワイイTVなる番組が
http://www.nhk.or.jp/kawaii/chinese/index.html
ありますが、
この間上海まで行って番組作ったりしてる位なので、
中国人の若い女性は、Kawaiiを受け入れていると思うぞ。

東京カワイイTVは、来年4月からはTBSが「復活の日」の後継番組として放送するそうです。

 
 
 
 
 
 
 
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肩書きは投資指導研究員(うそ)です。
上海在住○年目となりました。会社では調べものしたり、文章を書いたり、翻訳したりしています。
執筆:近代上海人力車行業的構造他。

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