政府による日本漫画だだ漏らし?−盗人猛々しい編−
2009/04/20 Mon [Edit]
ウルトラマンの海外における版権が海外(タイだったかな?)の円谷プロと資本関係のない会社が有していたり、作者の希望により著作権放棄の上ネットにて無料で閲覧できるなど、「海外で」「だれか第三者が」やってることが必ずしも法的に黒というものでもありません。
さて、このウェブサイトの「法律声明(トップページには「免責声明」とありますが)」をみてみましょう。
中国動漫網Comic.gov.cnより、版権問題に関する声明
○知的財産権を保護し、著作者の権利と利益を保証し、手順に則り速やかに著作権を有する作品の著作権者対し中国動漫網Comic.gov.cnの使用における使用料を支払うため、我々は中国版権保護センターと協議一致に達した。
○著作権を有する作品における中国動漫網Comic.gov.cnの使用に対し、保護センターが替わって関係する著作権者に使用料を支払う。
○使用時に権利者であることがまだ確認されていないものに対しては、中国動漫網Comic.gov.cnに権利者に身分証明資料を提出してもよく、また直接中国版権保護センターと連絡をとることもできる。
→適切に著作権者に対価を支払うことによって法的に問題ないという匂いを振りまいてはいますが、これを解釈すると、「とりあえずあるものはなんでも載せちゃうよ。あんたが著作権者だっていうなら、それを証明してよ。それができたら著作権料払うよ」という態度です。通常こういったものは事前許可制であると思いますが、ここの場合、金は払う。見覚えのある奴は名乗り出よ、名乗りでないならば払わん!という高飛車な態度にでています。
続いて、第二段落。
中国動漫網Comic.gov.cnの内容部分の版権についての声明
○中国動漫網及びその登録ユーザー、ならびに本ウェブページの資料提供者はこのウェブページ内全ての資料の版権を有する。
○中国動漫網の書面による明確許可なくして如何なるものも複製、または中国動漫網に所属しないサーバーにミラーを置いてはならない。
○中国動漫網はユーザの便宜のため設置した外部リンクの正確性や完全性を保障するものではない。
「アップした人が著作権者」という「悪意に満ちた善意の解釈」をしています。さらにこうすることによって、自身が正当な著作権被許諾者という立場を得るかのように述べています。
第三段落は。
中国動漫網コミュニティ部分の版件についての声明
○厳格に中華人民共和国版権法を遵守し、いかなる転載または貼り付けにも真実の作者と真実の出所を注記すること。中国動漫網は本ウェブサイト内においてユーザの中国動漫網コミュニティにアップされた内容を引用・アップ転載する権利を有する。
○中国動漫網はユーザがアップした内容がもたらした版権・署名権に対する意義・紛争に対し如何なる責任も持たない。
○従来のメディアの転載は事前に原作者や中国動漫網に連絡しなければならない。
○提出者の発言行為は個人に属し、本ウェブサイトの立場とは関係ない。
そして、問題が起こったときには我関せずという態度に出ます。つまり、
・とりあえずなんでも載せちゃうよ!文句あるなら言ってこいよ!
・このサイトにアップしたら、勝手に使っちゃうよ
・でもアップされたものに問題があったら、ぼくちゃんは知らないよ。勝手に争って。ってことですね。
もうここまで来れば、居直り強盗ですね・・・・。はぁ・・・。
Comments
そりゃそうだろう
だって中国人なんだもん。
そんな甘いもんじゃないのでは?
>「アップした人が著作権者」という「悪意に満ちた善意の解釈」をしています。さらにこうすることによって、自身が正当な著作権被許諾者という立場を得るかのように述べています。
そうじゃなくて、
○中国動漫網及びその登録ユーザー、ならびに本ウェブページの資料提供者はこのウェブページ内全ての資料の版権を有する。
だから、全部自分に版権があると言っております。
著作権被許諾者なんちゅう甘いもんやおまへん。
「白黒どっち編」というのは、「白い猫でも黒い猫でも鼠を取る猫はいい猫だ」のお国柄からは
「合法サイトでも違法サイトでも小日本から金目のものを奪ってくるのはいいサイトだ」ということになっちゃいそうな気がします・・・
居直り強盗(事後強盗)とは
居直り強盗(事後強盗)とは窃盗のつもりで入ったところ、家人に見つかって(帰ってくる)結局、家人を脅して盗る/逃走する場合をいいます。
この場合は、最初から有無を言わさず所作九件を著作権を強取する意図は明白。「最初から強盗するつもりで入った」わけですので、単なる強盗かと・・・
今週号(21号)はワンピース休載 様
>だから、全部自分に版権があると言っております。
法的解釈が、よくわからなくなってきました・・・。リーガルマインドのない私には大変難しい問題です。
>法匪さま
確かに居直り強盗の意味とは違いますね。
さっきしらべたんですが、この「声明」の原文にある「中華人民共和国版権法」って、そんな法律ないんですよ!あるのは「著作権法」(1990年9月7日採択、2001年10月27日改正)なんどす!
つまり、存在しない法律に従うなんていって、遵守するようなそぶりを見せながら遵守する気さらさらなし。怖い国です。
堂々と無料で読めるのもあり枡
ささきんぐさま
中共では日本のコミックは割高なようですが、堂々と無料で読めるサイトもあり枡(何せ版元なんで著作権は問題ありません)のでご参考
http://comics.yahoo.co.jp/event/hanatoyume35/
http://club.shogakukan.co.jp/
>>ごるご13様
無料で読める(それも合法的に!)とのことで、意気込んで訪問してみたら、無料で読めるのは「立ち読み」部分。
さらにさらに、いまだ家庭用回線では1-2M程度のスピードしかないのでダウンロードにむちゃくちゃ時間がかかって、ひどいときには途中でフリーズしてしまいます。うぅぅ。
ちなみにyahoo動画は日本以外のIPをシャットアウトするためみることができません。ささきんぐ的には悲しいですが日本的にはよいことだと思います。
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