どぶから漉したむちゃ危険油脂の「ヘドロ油」加工場捜査
2008/02/27 Wed [Edit]
日本は冷凍ギョーザ問題が尾を引き、最近ではギョーザ以外の冷凍食品からも農薬が検出されているそうで。
本場中国も負けてはおらず、工業用塩使用により死亡事故発生、二人死亡とかあいも変わらず斜め上の事件が発生しております。
そんな中上海では久しぶりにきました!ヘドロ油加工場摘発ニュース。実はこれ、本当にしょっちゅうよく聞くんです(これがその結果)。ひどい話になると、本当に下水に浮いている油を漉したりとか、ホテルぐるみで地下に油回収所を設けて「再生利用」していたりとか・・・
事件は絶えません。
今回は、袖の下で飲食店から大量の残飯をもらい、郊外の空き地にバラックの加工設備を設けて、環境保護も経営資格も何のその、何に使われるのだろう「ヘドロ油」加工で暴利をむさぼっていた輩に捜査の手がはいったというもの。現場の様子はというと・・・。
うえっぷ。自分で訳してて気持ち悪くなりました。道路から奥に入ったところには、ドラム缶を改造して作った黒いたらいが3つ火にかけられており、中はゲロ色のゲロ状物体でなみなみと満たされているのが見える。ぐつぐつと火にかけられかき混ぜられているゲロ状物体からは、肉片とか米粒とか、その姿をとどめない食品が見え隠れしている。「コンロ」の裏手の畑の草木はもう真っ黒の油にまみれていて、50平米の地面は土も見えず、残飯桶からあふれた白っぽい物質で覆われてしまっている。
簡易コンロの脇には大小二つの口がついている大きなボトルがあり、木の棒でそのボトルのフタをつつき落とすと、これまた石けんが溶けたようなどろどろの物体が・・・。もう一つのボトルにはまだちょっとはましな澄んでいる油で、異臭もさっきのゲロよりは軽い・・・。「きれぃなんて考えないでね、これはさっきのからできた「どぶ油」だから。」
上海市都市法務執行隊の王さん曰く、こうやって簡単にできる「ヘドロ油」は見かけはスーパーで売っている精製食用油とよく似ているけれども(似てるんかい!)、毒だらけでむちゃくちゃ危険とのこと。(そらそうだ)
しかしてこんなことをしてどれだけ儲かるかというと、ニュース曰く、残飯は龍華、閔行の飯屋から買ってきたもので、月契約でボトル1本20元とのこと。ざっと計算すると、5.8トンのヘドロ油が売れたら8700元を手中にすることができるそうな。飯屋に支払う回収代、加工場の家賃が270元と計算すると、3ヶ月で6000元の粗利がでるんですって。1ヶ月2000元かあ。
日本のギョーザ事件で「なぜ中国人はなんともないのに、日本人ばかりが食中毒だなんだと騒ぐんだ!日本人に問題があるのでは」という中国ネチズンの意見があったと聞いていますが、・・・・コンナノキヅカサレズニクッテタラソリャイブクロモツヨクナルッテモンダヨネ・・・
日本にお住まいの方に特別サービス。↓
日本にお住まいの方で、どういうふうにどんなものが回収されているのかちょっと想像つかない方もいらっしゃると思いますので、貴方のイマジネーション増強のお手伝いをするニュースを貼り付けてみました。
クリックは自己責任でどうぞ。
2004年上海駅裏付近だそうな。
2005年安徽省でのニュース。
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