外交部の言い分を検証しよう!
2008/03/14 Fri [Edit]
なにせ「研究発表」だから、眠くなること間違いなしなのです。
鼻ほじほじ。別になにか大事なこと言ってるから全文訳したわけではなく、単に「オヤジ答弁風翻訳」をしてみたかったんです。すんません。北京市は、中国のその他の省市と同様にですね、環境整備や改善を行ってきているのですけれども、私どもの環境改善というのはですね、ただ単にオリンピックのためだけではないと。科学的発展観を現実のものとするため、持続可能な発展を実現するため、そして皆さんのクオリティーオブライフというものをですね、高めるために行っているのです。2008年オリンピック開催を勝ち取ってからというもの、北京市はただひたすらに環境と大気の質の改善に力をいれてきている、ということを本日皆さんにご紹介したいと思います。
1998年より、13段階にわたる総合予防整備を実施してまいりまして、200以上の措置を採って、おかげさまで大気のコンディションというのはこの10年、年々改善向上していっている訳です。長いこと北京にお住まいでしょうから気づくのに難くないと思いますが、特にここ最近北京の空はまあー晴れが多くてですね、大気コンディションがよくなったなーってはっきりわかるんですよ。統計によりますと、去年、北京の大気コンディションが二級、もしくは二級以上だったのは246日、つまり1年の68%ありました。
北京オリンピックの成功のため、北京やその周辺の5省市政府は北京オリンピック大気コンディション保証工作協力部会を設置しましたけれども、その目的というのは北京の大気コンディション改善のための連合行動なんですね。また北京オリンピック前会期中を含む大気コンディションの保障措置を制定いたしまして、大会前は大気汚染の総合整備措置を、そして会期中は集中して排出削減措置をとることにして汚染や汚染物排出抑制に力をいれてゆく訳でございます。
えーー、私は、オリンピック会期中、北京の大気汚染の指標が国家標準、しいてはWHO指導値に達し、北京オリンピックにクリーンで美しい環境の華が添えられると信じております!
当のエチオピア選手も含め、世界各国の選手の皆さんに北京で競っていただき、すばらしい成績をあげていただくことを祈念しております。
※ここでいう「二級」というのは、都市部・居住区・文化区・一般工業区などに適用される基準のことです。
この会見では大気汚染が相当改善された、たくさん措置も講じているからだいじょうぶということを強調することに終止してます。
まあ、こういうお方達のお話って、理念と理想と努力は朗々と語るのですが、具体的な内容についてほとんど言及なく、またその措置がどれくらい効果を上げているかはまるで避けるかのように言及しないのですよね・・・。「改善した」というのと「今問題ない」というのはイコールじゃないんですがねえ・・・。
というわけで、北京の現在情況チェック!
↓が、大気汚染指数が示す大気コンディションとそのランク、そして健康に対する影響をあらわした表です。(ここ)
API | 大気コンディション 状况 | 健康に対する影響 | 推薦採取措置 |
0〜50 | 優(I) | 正常に活動できる | |
51〜100 | 良(II) | ||
101〜150 | 軽微汚染(III1) | 敏感なものは症状の悪化がわずかにすすみ、健常者には刺激症状がでる | 心臓病や呼吸器系統疾患者は体力を消耗する活動、屋外活動を抑える |
151~200 | 軽度汚染(III2) | ||
201〜250 | 中度汚染(IV1) | 心臓病や肺病患者の症状が顕著に悪化し,運動持久力が落ち、健常者には広く症状がでる | 高齢者や心臓病、肺疾患者は室内に留まり、体力を使う活動を抑える |
251~300 | 中度重汚染(IV2) | ||
>300 | 重汚染(V) | 健常者の運動持久力が落ち、顕著な強い症状が出、発病する | 高齢者や病人は室内に留まり体力消耗を避ける。一般人は屋外活動を控える |
実際の値を見て、北京と上海の空気汚染度をたしかめてみましょう!
こっちは3月12日の結果。128、67、と。
上の表で128は、と・・・
うわ。軽微汚染。敏感なものは症状の悪化がわずかにすすみ、健常者には刺激症状がでる
つか、おもいっきり予報はずれてるし。外交部のおっさんの予報、いや観測的希望もどうなのかな・・・
そして3月データです。うわーこの時期は黄砂の影響もあって風向きでデータの上下もあるとは思いますが、ちょっと心配になりました。
